クリアネイルショットに含まれるティーツリーオイル

クリアネイルショットには竹酢液が含まれていて、それが白癬菌に対して効果があるという事ですが、白癬菌に対して効果があるのは、竹酢液だけではなくて、ティーツリーオイルもまた効果があるんですよ。

これは、アロマとしても使われているものですが、実はティーツリーオイル単体で爪水虫対策として使われるぐらい、白癬菌に対しては殺菌作用があることが知られています。

クリアネイルショットというと、あの独特な匂いから、竹酢液のジェルというイメージが強い人も多いかも知れないですが、竹酢液以外にも実は重要な成分があるんですね。

ティーツリーオイルはその一つなんです。

もちろん、ティーツリーオイル単体のものよりも爪水虫に対しての効果はクリアネイルショットの方が高いと思いますよ。

他の殺菌成分があるし、爪に対しての浸透力や吸着力が違いますからね。

ただ、前回の記事でも触れていますが、やはり爪水虫対策は長期戦が基本です。

白癬菌自体を殺菌できたとしても、爪が全てキレイになるためには、新しく生えてきたものと全部入れ替わる必要がありますからね。

爪には血管が通っていないので、爪水虫のあの濁った爪の色自体は治ることがなくて、は生え替わるのを待つしかないんですね。

クリアネイルショットと効果を感じられる期間

クリアネイルショットを使ったからと言ってすぐに爪水虫が治ると思っている人は使わない方が良いかもしれないですね。

というのも、クリアネイルショットは確かに爪水虫に対して殺菌力のある成分も使われているし、それにその殺菌成分を浸透させるような成分設計になっているので、効果は期待ができます。

ですが、爪水虫の症状が重ければ重いほど、やはり爪水虫が治るまでの期間というのは長くなってしまいます。

爪水虫の症状が酷い場合としては、爪全体が黄色くなってしまい、さらに硬い。もっと言えば爪の形が変形してしまっているような場合があります。

こうなるとクリアネイルショットを使ったとしてもまず半年は治らないと思った方が良いと思います。

3ヶ月程度で新しく生えてくる爪は綺麗な爪になるかも知れないですが、その生え替わりはじめた綺麗な爪が指全体を覆うようになるまではやっぱり半年ぐらいの期間は必要です。

ですので、もしこれと近い症状の人で、爪水虫をクリアネイルショットで治していこうとするのであれば、長期間の使用になることを前提に使っていくことをおすすめします。

クリアネイルショット以外のも爪水虫の対策アイテムはいくつかありますよね。

アマゾンなんかで検索するとエクシブとかがでてきますが、これらを使っても爪水虫は治せると思います。

ただ、ちょっと注意しないとけいないのは、水虫を治せますからっていうことで爪水虫も治せるような感じの話をしているものには気をつけた方が良いと思います。

というのも、爪水虫にせ、普通の水虫にせ、白癬菌を殺菌することは変わりはありませんが、爪と皮膚では、殺菌成分を浸透させるやり方が違います。

殺菌成分が浸透しなければ、どれだけ強力な殺菌成分だったとしても意味がない事を考えるとここ重要なポイントになってきますからね。

仮に水虫に効果的だったから、と言う理由でそれを爪水虫に使ったば場合、おそらく水虫と同じ効果は得られないでしょうからね。

いつのころからだったか。右足の親指の爪先が厚くなってきた。

黴菌でも入ったかのように黄色く濁った色をしていた。痒くはなかった。爪切りで切れば、大丈夫。そのくらいにしか思っていなかった。

高校生のときに水虫は経験した。野球部だったから、毎日ソックスにスパイクに泥まみれ。清潔に気を使う性格でもなかった。

水虫は治るどころか、毎年の行事のように梅雨場から夏にかけて現れた。

不思議と寒くなると治るので、それほど深刻には考えていなかった。

いや、本当は気付いていた。冬場でも、コタツや布団の中で足先が温まったとき、猛烈な痒みに襲われていたのだ。

でも、気付かないフリをしていた。中年になり、親指の爪の濁りはとれなかった。

爪切りで切ってもまた生えてくる。根を絶とうと、だんだんと、深く爪を切っていった。　

表皮だけでなく、真皮まで削ってしまって、血が出た。

ティッシュで拭く。毛細血管が切れてでた出血はなかなか止まらない。

正常な爪は、いま親指の半分くらいだ。

僕の足の親指は、厚くて、白濁していて、ぼろぼろで、汚い印象だ。人に見せたくないので今でも伸びればぎりぎりまで切ってしまう。

さらに爪水虫は侵食していく…… 僕の親指はどうなってしまうのだろう？

そこで今本当に効くかどうか分からないが、爪水虫対策のジェルであるクリアネイルショットを使ってみる事にした。

爪に潜む白癬菌を撃退してくれる殺菌作用がちゃんとあるとのことだが、塗っていきなり治るものではないので、今のところはまだ効くかどうかの判断はできていない。

だが、心の声としてはクリアネイルショットよ、頼むから効いてくれ、そんな感じ。